小林つん太のギター&音楽談義

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zoom RSS 『最適ボードシステム考察#5/C,D型』

<<   作成日時 : 2009/12/11 00:09   >>

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エフェクター考察シリーズ#24
最適ボードシステム考察#5/C,D型


A,B型に続き本日はC,D型。
タイプ判別の図はこちら


★ 注意事項┌|∵|┘

クドい様ですが重要なことなので毎回念をおします。
このシリーズで使うバッファと、Loopについて。

バッファとはBOSSのバイパス劣化を無くしてくれるエラいバッファ。
名称はバッファでも全てがその効力があるワケではありません。
つか、世の中たぶん有効なバッファの方が少ないと思う(^_^;)
残念なバッファは有効どころか、逆にソイツが音をヤセさせます。

当サイトでLoopとはパッシブのTrue Bypass Loopをさします。
ヘタなバッファを内蔵してたり、BOSS製(失礼、でもホント)のLoop等は、
源音重視、音ヤセ回避を目指す当サイトの研究には全くの逆効果です。
(当然、有効バッファ内蔵なら最強!!)

そういうバッファやLoopがたった1ヶ本線回路に入るだけで、ココに述べる考察は無に等しくなりますのでご注意をm(_ _)m

それから、どんなタイプにも共通に言えるようなシールドケーブルやチューナーに関しては、別途『ボードの出入口』としてまとめてあります。未読の方は読んで下さいね。



■ C-1型

Fuzz系は外せないねぇ。でも一応TBにしたヨ!って人
●Lovepedal/Cot50 ●Xotic/BB Preamp 
●Maxon/FL303 ●Maxon/AD900

このC-1型の例は、
基本はTrue Bypass(TB)だけど空間にはBOSS型バッファ入りペダル。
頭にはバッファにキャラを変えられてしまうFuzz敏感系のCOT50。
ソレだけじゃつまんないのでフランジャーの名器Maxon FL303を入れてみた。

画像
(図カ) C-1型の最適システム例/Clickで拡大


この中でバッファの助力が欲しいのはAD900だけです。
FL303はバイパス劣化を招くけど、キャラが重要なペダル。
こういう類はLoopにぶち込むべし。
この例だと、FL303を歪みの前に持って行くのも簡単ですね。
LoopごとCOTの前に出してOK(^o^)/

Cot50はTB式なのでバイパス劣化は招かない。かつキャラが重要。
TB式のBB Preampをバッファの前にするか後ろにするかはON時の音の好みで選べば良いと思う。上記の例はBBのキャラを生かす方向のシステム例ですね。



■ C-2型

劣化の激しいWahがあるんだなヽ(´o`)ノ
●VOX/V847 ●Ibanez/TS9 
●エレハモ/Small Clone ●T-REX/Replica

C-2型ってのは、C-1型のキャラ重要ペダルがCOTみたいなTBペダルじゃなく、相当のバイパス劣化を招くペダルである例。
世の中の多くのワウペダルがこれに属します。

例題のシステムでの「敏感系」はワウのV847。
この中でバッファの助力が欲しいのはT-Rexだけです。

Replicaは高級Delayで人気も評価も高い。つかT-Rex全般、音の評価は高いです。ただ、私も経験あるのですが、T-Rexの内蔵バッファ&SWシステムは結構バイパス劣化が激しいです。TS系歪みのアルベルタあたりはキャラもん扱いしてイイと思いますが、Replicaは有効バッファを介してやった方が源音もEffect音も救われると考えます。
ご存じTS9はバイパス劣化を招くけど、キャラが重要なペダル。
モチロンこういう類はLoopにぶち込むべし。
極力少数の機材で!という考えがあるので1Loopですが、2Loopをお持ちでしたらモチロンWahとTS9は別Loopにしても可。
近年のSmall CloneはTBペダルなのでNonケアでOK。

画像
(図キ) C-2型の最適システム例/Clickで拡大




■ D型

全部True Bypassだけど数が多いんだよなぁ…
●Fulltone/Clyde Wah ●Lovepedal/Eternity 
●Z-Vex/ROB ●エレハモ/Small Clone 
●MXR/Carbon Copy ●エレハモ/Holy Grail

D型とA型、何が違うんだ? そう、数だけ(^_^;)
おまけに4〜5って曖昧な数設定はなんだ??
そう、ここの分類は突っこまれ所満載ですヨ(^ ^ゞ

この辺はね、読む方もファジーに読んで下さい(笑)
Liveとかなら会場の規模やケーブルの引き回し距離にもよる。でもそんなこと言い始めたら、実はA型だって条件は同じだし……。
まあTBといえど数が増えたら部分最適の理論も薄れるので、「補強策」を扱う項目としてD型を設けました。もちろんD型で考える「補強策」は、まんまA型に適用してやってもOKです。

この場合考え方として、

Effect音が有効バッファの影響を受けてもOKなペダルと

受けたくないペダルを分類することが重要


例えば、
影響OK→Carbon Copy/Holy Grail/Small Clone
影響NG→Wah/Eternity/ROB

モチロン、個人の好みによりますんで、1例ね。
まあでもSmall Clone以外は、普通こんな感じかな?
Small Cloneについては後述します。

システム全体としてとしてバッファードしたいので、なるべくバッファ位置を前にすることを考え、影響を受けたくないペダルはバッファより前に出す。どちらでも良い!みたいなペダルは当然バッファよりも後。
この考えに従いつつ順列を考慮すると↓(図ク)のようになります。

画像
(図ク) D型の最適システム例/Clickで拡大


言い方を変えれば、このD型ってのは

[全ペダル=TB]のシステムをバッファードする時の考え方


って感じかな。


Small Cloneについて
(図キ)の例ではSmall Cloneは「影響受けたくない派」に入れましたが、バリエーションを持たせるためにD型の(図ク)ではあえて「影響容認派」にしてみました。
(図キ)でのSmall Cloneはやや引っ込んだようなアナログチックなコーラス音、(図ク)ではシャキッとした明るい芯のあるコーラス音を聴かせてくれるでしょう。とりわけコーラスやフェイザー等の揺れ属に対する好みはスパッと分かれるので、順番を変える例に使ってみました。

別にSmall Cloneだけじゃなく、バッファの影響の「容認or拒否」は各ペダルに対して個人個人で異なります。振り分けの結果は千差万別。大事なのは自分の好みと目的で分けた後、どうすれば劣化の少ないシステムが作れるか?ということ。
振り分け後の考え方を、参考にして下さいネ(^o^)/


※          ※          ※


さて、A〜D型考察どうだったでしょう?
多くの皆さんがこの中のどこかに分類されると思います。
あくまで「ひとつの考え方」として流して下さい。

では次回、『最適ボードシステム考察#6/E型』
では、お楽しみに〜(^o^)/

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
つん太さま
そうか!コーラスやdelay前に入れたバッファのon/offでアナログ風、デジ風を使い分ければ、1粒で2度おいしい訳ですね〜今度試しまーす。
それにしても、色々なペダルを見た、試しただけで特性を生かした接続がよく解りますね、データは頭ですか?何かに記録しているのですか?
自分は所有してる機材の特性さえ把握できてません…

2009/12/12 13:41
xさま
アナ風/デジ風とはまあ言い得て妙ですね。
一粒で2度おいしいのは、実のところ歪みを含め全ペダルに可能性があります。「Buffaの影響/FUZZ編」でCOTを用いて実験した際に考察しましたが、「2度おいしい」のはユーザーがどちらの音も「使える」と感じた場合だけなんだけどネ。
コーラス、フェイザー、フランジャー等の揺れ属は、劣化状態の音ソノモノが歴史的に市民権を得てるんで2度おいしい確率は高いかなと。

お褒めにあずかり光栄ですm(_ _)m
が、実際そんなに褒められるようなコトは展開してなくて、今回の研究シリーズで得た結果を適用しやすいようになるべく所有経験アリの機材を例に用いてますが、ほとんど機械的に配列してます。
あくまで1例っすから(^ ^ゞ
シリーズ最後には、数行で語れるこの超単純な「つん太メソッド」もまとめたいと思います。
では〜(^o^)/
つん太
2009/12/13 09:19
はじめまして。いつも楽しく拝見、そして参考にさせて頂いております。ブログが再開してとてもうれしいです♪

さて、いくつか質問させて頂いてもよろしいでしょうか?

1、エラいバッファとありますが、バッファのエラさは実際に試してみないとわからないものなのでしょうか?こういうパーツを使っていたらエラい、エラくないが分かれば機材選びの参考になるかと思いまして。

2、TBのLOOPとありますが、これはスイッチとジャックを配線しただけのルーパーでしょうか?別の記事で自作したということを書かれていたと記憶しています。もしお時間があればルーパーの記事も書いて頂ければ幸いです。

突然のコメント&不躾な質問をお許しください。
これからも楽しみにしていますので、ご多忙とは思いますが、がんばってください!!
ヤナ
2009/12/15 02:29
ヤナ様 はじめまして。
講読、投稿ありがとうございますm(_ _)m

1>記事に書いたように、残念ながら見分け方は「ナイ」です。少なくともパーツでは絶対無理でしょう。出力電流を測るというテもあるかもしれませんが、そんなコトするくらいならLoop+BOSS1ケでバッファのtestをする方がよっぽど簡単で現実的です。
することは『バッファ様#3』の実験A-1。
Loop+BOSSを持って行けば、店頭でもデキます。デキない店に用はないです(^_^;)

2>そう「ただの」パッシブLooper。
LEDが不要なら6P_SWでできる。『出入口』や『バイパス音』の記事にも写真入れてますが、超小型で超カンタンで安い。オマケに効果絶大!
Keeleyに1万出すもよし、1000円以内で作ってもよし。効果は同じ(^_^;)
(場合によってはアース周りには少々ノウハウが必要な場合もありますが)

ただし、私の研究の大前提は、
「いかにGuitarの素音を大事に運ぶか」
「いかに多くのヒトに現実的であるか」
であります。予算に制限のナイ方や、そもそも源音なんぞよりあのBOSSバッファの音が趣向として好きな方などには不要なメソッドです。
よしなに&これからもヨロシク〜(^o^)/
つん太
2009/12/15 07:30
MXRの"carbon copy"はトゥルーバイパスではないと思いますよ。
あくまで"true wire bypass"です。

参照⇒http://www.jimdunlop.com/index.php?page=products/pip&id=366
東大生
2010/02/10 01:11
東大生さま はじめまして。
コメントありがとうございますm(_ _)m

たしかに、"true wire bypass"って書いてありますね。それはそうと「ソレってなに??」って感じですねw
試しにググってみましたが、海外のサイトでも「True Bypassとどう違うの?」みたいな質問がなされてて笑いました。
もしかしてMXRの造語かいな┐(´_`)┌

まあ、よくワカンナイですけど「音」はTrue Bypass Qualityでしたよ。
ただしバイパスだけネ。
源音重視を表題に掲げたこのシリーズの価値基準の立場から言えば、音ヤセバッファのペダルと判断せざる得ないブツでした。バイパス時に邪魔しないだけBOSSよりマシですけど。
読者の方に相談していただいてた件でもありますので、そのうち実証音源付きでレポも考えております。
これからもヨロシク(^o^)/
つん太
2010/02/11 23:51

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