小林つん太のギター&音楽談義

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help リーダーに追加 RSS サウンドトラックの理想型#2 「映像からの独立」

<<   作成日時 : 2007/03/18 12:17   >>

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「サウンドトラックの理想型#1 「好きになれない大巨匠」」の続きです。

じゃあジョン・ウィリアムズ的音楽に何の不満があるのか?

映画やドラマとしては大成功だし、音楽の貢献度は計り知れないくらいデカイ。
が、どうも音楽が音楽として映画のワクから出てこない。

「それでイイじゃないか?それ以上の何を望む?作る側の勝手な自己顕示欲か?」
という意見もあるだろう。
「確かにそうかもしれない…」
と一瞬自己懐疑もする。が、やはりそうじゃない。なんてったてガキのころから、そのへんの好みとかイメージは変わっていないのだから…。

例えば『ローマの休日』を視てる間に、私はオードリー演ずる王女に恋をする。が、映画から離れてもオードリーという女優に恋をしている。同様に私のFavoriteたちの奏でる音楽は、映像にマッチングしながらも映画から独立しているのだ。

ジョン・ウィリアムズをはじめとするハリウッドスタイルの多くは「空間を埋める」音楽を求められる。メロディよりもフンイキやダイナミズムが大事なのだ。極端に言えば

メロディで成立してるスコアか、アレンジで成立してるスコアか!

の違いだ。(当然Favoriteたちもアンダーライン的なアレンジのみで成立したスコアは多数存在するだろうが、そんな次元の話ではないことはお解り頂けると思う)

例えをあげれば、『太陽がいっぱい』の音楽ニーノ・ロータ。
たとえこの名前を知らなくともあのテーマ曲と映画は1対1の関係であり、テーマ曲そのものは映画から独立したいち名曲である。後にいろんな人にカバーされ、世界のあらゆる生活の場で口ずさまれているだろう。映画のタイトル曲だと知らない人からも…。

映画、映画音楽、作曲家の、私的理想の関係である。
くれぐれも、いち嗜好の世界であり、私見であると、再度おことわりしておく。

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